id:i_oritaさんへの書簡の続き。

じゅもんつかうな。
うーんと、噛み合ってないって言われちゃったりで、ぐだぐだなままで。

(1)
弱者に弱さを振りかざされた、と感じるなら「弱者に弱さを振りかざすな」というのではなく、強者の側がどう対応するのか考えろ、ということ

このとき「強者」と「弱者」という構図を持ち込んでるのは、最初に弱さ、例えば「障害者なんです。わからないんです。怒らないでください」とかね、を振りかざしてきた「弱者」になりたい「弱者」で、「弱者」に「強者」とされた「強者」はその構図に否応なしに付き合わされているだけよ、と。向き合いたいと思って向き合ってるんじゃなくて、無理矢理に付き合わされてるんですよ、と。
だとすると、そもそも弱さを振りかざすことで免罪符になるだろうと思っている「弱者」になりたい「弱者」の側にはなーんの問題もないの? ってのがひとつ。

(2)
北沢さんが挿入した障碍者=弱者なの?という構図が問題

これはd:id:kaerudayo:20070222#p2の読み方が、僕とid:i_oritaさんで違うのでしょう。僕は

3歳の娘((傷害の)被害者=弱者)□10歳ぐらいの子(障害者=弱者)

の□に「<」という記号が無条件で入るんでしょうかね?と問いかけているように読んだので。障害者という免罪符はどんな場合でも成り立つのか、要するに障害者はとある行為が反社会的行為であると知らなければ、その反社会的行為を無条件に許されるのか、と。そう読んだのはhttp://anond.hatelabo.jp/20070218013048が問題の起点と読んだから。

(3)
最後の段落は、何を言っているのかわかりません。

…あーうー。

セクハラを受けた(反社会的行為の被害者=弱者)性的サバイバー(=弱者)が印籠を振りかざすこと

3歳の女の子をキックした(反社会的行為の加害者=強者)障害者(=弱者)が印籠を振りかざすこと

は同じじゃないよね? ということです。後者は「強者」から「弱者」への転向が目的であるのに対して、前者はそういうことでないから。
「AをBにせよ」とするなら、

弱者に弱さを振りかざされた、と感じるなら「弱者に弱さを振りかざすな」というのではなく、強者の側がどう対応するのか考えろ

ってのを

弱者に弱さを振りかざされた、と感じるのは、「弱者」になりたい「弱者」が「弱者」と「強者」の構図を持ち込むからで、そんなことするなら最初から「弱者」って書いておいてくれたらいいと思うよ、「強者」になりたくないときは近づかないから

という感じだろうか。差別主義者っぽいなー。